STATEMENT

(Video work)
《眼のある風景が視る光景》は、靉光の作品《眼のある風景》が題材である。
靉光は1935年からライオンのシリーズを描き始め、子供を背負って上野動物園に通った。
ライオンとみられる形に描かれた作品が《眼のある風景》であり、1938年に「第八回独立美術館」東京府美術館(現東京都美術館)に出品された。
通常、私たちは絵画に風景を視るが、この絵画は風景(作品)が私たち(観客)を視ている。
《眼のある風景》という作品が孕む物語を通じて、私達が今、視られている光景を立ち上げる。

出品展覧会：
TWS-NEXT@tobikan「上野のクロヒョウ」
会期：2015年2月19日[木] -3月7日[土]
会場：東京都美術館(東京)

Exhibition information:
TWS-NEXT@tobikan"Missing Panther"
Date:Feb.19th(Thr)-Mar.7th(Sat), 2015
Place: Tokyo metropolitan art museum, Tokyo